果汁のように、あふれて

官能図書

果汁のように、あふれて

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真夏の陽射しが照りつける午後、五年ぶりに再会した従兄と少女の胸に芽生えたのは、幼い記憶を超えた「異性」としての意識だった。甘く熟れた果実にかぶりつくその仕草が、なぜか視線を離せない。ほとばしる果汁、濡れる喉元、肌に伝う雫──止まらない身体の疼きとともに、ふたりはゆっくりと、けれど確かに近づいていく。誰にも知られず、静かな田舎の午後に熟れていくふたりの関係。夏の果実は、少女を女へと変えてゆく。